公式予選のAグループ1回目の走行が0:10より行われた。
まず水谷がタイムアタック。2周目にベストタイム2,16.350をマークし、早々と4周でピットに戻ってきた。
(無理をしない主義のようだ)
引き続き、松本が走り込みを開始する。
松本は、5周目にベストタイムの2'20.027をマークする。
Aグループは、ケンツMOTULスズキの北川選手やセブンスターホンダと同じ組みである。
1回目のベストは、ケンツMOTULスズキの北川選手が出した、2'10.434がトップタイムである。
TEAM MIIRは、Aグループ12番手とまずまずのポジションである。ポジション的にはAグループの1/3に入っている。
今日の気温では、タイヤのタレが早いと言う事らしく、マシンが滑ってしまうというコンディションでは、十分すぎるポジションである。
予選Bグループのトップタイムを出したのは、ウイダーホンダ学園DDBOYSの2'10.533である。総合でも、MIIRは健闘している。
2回目のタイムアタックに備え、スイートで水谷はしばし休息をとる。
PM3:15から2回目のタイムアタックが開始された。気温は上昇している。心配のタイヤも踏ん張ってくれるのか?まだまだ煮詰まっていないマシンを、水谷がなんとか踏ん張って走っている。
水谷の走りはトップスピードでは、トップクラスのマシンにはかなわないものの、S字コーナーなどでは、若手ライダーのマシンをパスする、テクニック重視のライディングである。
気温の影響もあって、1回目よりタイムは落ちているが、まずまずのタイムで、2'16.868と4周でタイムアタックを終了した。
松本も明日の本番を前に、マシンに慣れる為にタイムアタックをくり返す。気温の影響もあって、松本も1回目よりタイムが振るわず、2'20.301とわずかに振るわなかった。
結果、予選トップはセブンスターホンダ、2番手がケンツMOTULスズキ。MIIRは予選通過チーム61台中の25番手からのスタートとなった。
明日は、給油が1回ある。チームスタッフもピットインの練習を繰り替えす。
そんな夕暮れの中、少し雨が落ちてきた。明日の天気予報は、当初の70%の雨から40%の雨という予報に変わった。レインタイヤの準備も行う。晴れでも雨でも、無事チェッカーを受けて欲しい。皆の思いは一緒である。
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