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RACE & INFORMATION 2005年度 鈴鹿2&4レポート 記事リストへ

練習走行 午後のセッション
練習走行 午後のセッション

公式予選
公式予選
決勝グリッド
決勝グリッド
決勝2コーナー
決勝2コーナー
岡本氏と水谷
岡本氏と水谷

 2005年4月17日、水谷としては今年度最初のレースを迎えた。05型(K5)のGSX-R1000で、あまり走り込む事ができなかった分、300km、8耐に向けて、セットアップの方向性を探るべく、4月15日の練習走行を迎えた。

<4月15日 練習走行>
 スズキ合同テストで走った際、ダンロップタイヤを試したが、水谷のフィーリングに合わず、今年も本番ではミシュランタイヤを選択する事に決定した。
 そのタイヤは、素晴らしい性能を感じさせてくれたが、サスペンションのセッティングが上手く決まらずに、水谷が設定したタイムに届かない。

<4月16日 公式予選>
 練習走行は、午前のセッションのセッティングの方が良いという事と、EMSのセッティングを修正し、公式予選を迎えた。
 その結果、練習走行のタイムより縮める事ができ、2'16.649と35番手からのスタートとなる。後半のセクションの特にシケインあたりが上手くマシンをコントロールす事ができず、タイムが上がらない原因だ。
 決勝では、サスペンションのセッティングを調整し上位を目指す走りをしたいと、水谷は決意する。

<4月17日 決勝>
 午前のウォームアップ走行でも、やはりリアサス周りのフィーリングが悪く、思うようにアクセルをあける事ができない。昨日の予選よりタイムがそのため上がらない。
 リアサスの調整を何度か行うが、なかなか良いフィーリングになってくれない。
 そんな中、決勝を迎える事になった。昨年末のT.O.F.に続き、今回も岡本 満氏が応援に駆け付けてくださった。水谷としては、なんとか良い走りをしたいと思い、グリッドに並んだ。
 そして、JSB1000クラスの決勝がスタート。水谷は、良いスタートが切れずに、40番手あたりで1コーナーに進入していく。
 懸命に走るも、マシンの挙動は周回を重ねる度に悪化していく。そんなマシンを水谷は力でねじ伏せて、必死に周回を重ねる。
 そんな苦しいレースであったが、40位完走。タイムも、思うように伸びず、ベストラップも2'19.343と最悪の結果となった。
 しかしながら、リアサスの問題という問題箇所を特定できたので、次回300kmでは、新たなリアサスを装着して上位のタイムを目指します。

<水谷 談>
 マシンはK5になって素晴らしく良くなった。タイヤもミシュランさんが良いタイヤを出してくれるので、昨年より良いタイムを期待出来たがサスペンション(特にリアサス)の挙動が悪く思うようにアクセルを開ける事が出来ずに、納得のいくタイムが出せなかったのが残念。
 8耐まで、 マシンを仕上げて、今年の8耐は良い所でチェッカーを受けたい。とりあえず、次回は300kmなので、ここでマシンのセットアップを煮詰めたいと思う。



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