2006年4月15日(予選)16日(決勝)で開催された鈴鹿2&4にTeam MIIRとして、水谷、昨年の8耐ペアライダーの石川と2台体制でエントリーを行った。
予選はBグループ。あいにくの雨でウエットコンディションでのタイムアタックとなった。
昨年のマシンに石川が乗り、水谷は新たなマシンでの走行。水谷はこのマシンに乗るのが2度目で、セッティングは全然出来ていない状態でのタイムアタックとなった。
今回チーフメカニックに岡本満氏を起用しマシンのセットアップを行った。
いよいよ、決勝がスタート。
石川のマシンはほぼノーマルに近い構成であるが、雨の得意な石川は徐々にペースアップを行い午後のセッションではBグループのスズキ勢でトップタイムを出し、総合18番手からのスタートを勝ち取った。
一方水谷は、サスペンションのセッティングに悩みなんとか午後のセッションで31秒台をマークし34番手からのスタートとなった。
激しい雨は朝まで降り続け、ウォームアップ走行では晴れ間も見せ、予報より早く雨が上がり、決勝はドライコンディションでのレースが予想された。
ウォームアップランのタイムも石川は好調なタイムを出し11番手のタイムをマーク。水谷も不満なセッティングながら30番目のタイムをマーク。好調な石川に決勝の期待が湧いた。
インテグラのレースで多重クラッシュがあり進行が遅れたが、二人とも良い緊張の中決勝を迎えた。
いよいよ決勝がスタートし、石川は良いスタートがきれ、10番手前後で1コーナーに入って行った。しかしながら、トップを走行中の秋吉先取がS字で転倒。同じようなラインで入って行ったライダーも転倒し5台程転倒した。その中に石川の姿もあった。
この時点で、赤旗中断後、約20分後にレース再開のアナウンスがあり、マシンは残念ながら修復出来る状態ではないため無念のリタイアとなった。
一方の水谷は幸い滑りはしたが上手くリカバリーし、転倒は免れた。
仕切り直して再スタート。水谷は遅いマシンに引っ掛かり、35番手あたりで1コーナーに進入。その後、数台抜くが、単独走行となり32位でフィニッシュした。
次回より石川はST600クラスにGSX-R600K6で全日本を参戦する。 次回のオートポリスは水谷も参戦し九州のファンにWalter
Wolfカラーの勇姿をお届けする予定だ。
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