2006年12月3日、愛知県津島市にある、津島神社において、大倉　正之助氏が発起人である（代表　水谷勝）、第12回　津島　満月ミーティングが開催された。
　全国の二輪ライダーの交通安全を祈願すべく、2006年の満月に開催を行うというイベントの本年最後の開催となった。

「津島満月之会」が始まったのは、今年１月満月の夜だった。底冷えがし、しーんと静まりかえった境内だったが、午後８時前にはどこからともなく噂を聞きつけて集まった人々で賑わった。

あれから12ヶ月、今年最後の「満月之会」も大勢のファンで溢れた。
なかでも１年を通じ雨で会が中止になることもなく、そして会を重ねる毎に２輪ライダーが増えてきたのが印象的だった。
今回、大倉氏の熱のこもった「満月之会」への思い入れスピーチはいつもにも増した。
観客もその熱意に拍手で応えた。地元の和楽やバイオリンとのコラボレーション、そしてオペラ歌手のメゾソプラノに酔いしれた。

観客が驚きの声を上げたのは「北川圭一選手」の登場だった。
世界耐久選手権で２年連続チャンピオン獲得と言う日本人初の偉業を達成し、そして今シーズンで現役引退を表明した北川選手に観客全員が惜しみない拍手を送った。
会が始まった１月は寒い夜だったが、この夜は熱い心に満たされた人々が別れを惜しむかのようになかなかその場を去ることがなかった。

本年の「満月ミーティング」はこれで最後となります。明年の予定は、現在の所未定です。
また、明年２月以降に開催できるという事であれば、本ホームページでご連絡いたします。