2007年Team MIIRとしては、はじめてのレースとなる鈴鹿2&4レース。
通常の全日本と違い、四輪と二輪のレースがタイムスケジュ−ルの中で行われるレースで、観客としては、四輪最高峰のフォーミュラー日本と全日本ロードレースが同時に楽しめるレースとなるが、二輪にとっては四輪が走行した後を走ると、コ−ス上に残った四輪のタイヤカスや油で、スリッピーになるという厳しい状況のレースとなる。
事実、走行した後のタイヤは四輪のゴムがタイヤやホイールに付着し、走行前より太くなって帰ってくるという感じのタイヤとなる。
A組は早朝の雨で路面が少し濡れウェット宣言が出されていたがB組では路面も乾いてドライの状況でアタックできた。 しかしながら、強風が吹き荒れる中でのタイムアタックは非常に困難を極めた。しかしながら水谷は4周目に2'14.985をマーク。ベテランの走りでB組14位につけた。
午後のセッションでは6周目にもう少しで13秒台に入る2'14.029というタイムを出しB組み総合15位。AB抜き取り方式でグリッド決めが行われた結果30番グリッドからのスタートとなった。
翌15日のの決勝は曇り空だが、気温は高く絶好のレース日和となったが、レース直前のピットウォーク中に、亀山市を震源とする震度5弱の地震に見舞われた。レース自体は遅れる事無く進行。
ライダ−紹介では「57歳!」とアナウンスされると観客席から「ウォ〜〜〜ッ」とどよめきが起きた。
スタート直後、イン側の水谷は上手くポジションを上げるスペースがなく、ポジションは39位まで後退。そこから追い上げる作戦に出る。順調に周回を重ね前の集団に追い付き、1台毎確実に抜いて行きポジションを徐々にアップ。途中アウト側からコーナーリンング中に被せられ接触を避ける為にコースアウトしタイムを落とすも冷静に対処し32位でチェッカーを受けた。
なお、MIIRからエントリーした石川選手はポイント圏内での走行だったが転倒リタイアとなった。
次回はオートポリスの参戦。全日本以外にも往年の名ライダーが集合しコースを走るイベント(マスターズラン)も開催の予定ですので、是非オートポリスへおいで下さい。
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