2008年7月25(予選)、27日(決勝)のスケジュールで2008年の鈴鹿8耐が行われた。ちょうど梅雨明けし、真夏の日ざしが強烈な今年の鈴鹿は予選で何度も転倒による赤旗中断が出る程、タイヤにもマシンにもそしてライダーにも過酷なレースとなった。
本年のMIIRは、水谷が監督として参加し、岡本満がマシンのアドバイザーとし、バックヤードをMIIRのスタッフで固めるという混成チームでオオニシヒートマジックの大西選手をサポートした。
ペアライダーは、浜口喜博選手を起用。ここ迄、300kmからのマシン不調により、浜口選手は本番マシンのテストをあまり出来なく彼本来の走りを引き出すまでに至らなかった。結果、予選は大西選手のタイムで34番手からのスタートを確保した。
27日決勝。天候は夜に降った雨の影響はコースにはなく、ドライでの決勝を迎えた。
今回はキャンギャルをシャドウ・リュウさんが引受けてくれて、グリッドに華を添えた。また、今回も「風の会」でボランティアで参加頂いた弥富高校生が計測とサインボード係りを体験してくれている。
8耐恒例のカントダウンと共に、いよいよレースが始まった。スタートライダーは大西選手。ル・マン式スタートが得意な大西選手だが、今回は若干遅れをとりグリッド順位あたりでのスタートとなる。
1回目のピットイン。浜口選手にマシンを渡そうとするが、ここでマフラーステーが折れている事が発覚。急いでスペアパーツに取り替える。そして、浜口選手がルーティーンの周回で戻り、大西選手がマシンに火を入れるがエンジンが掛からない。
合同練習の時からのトラブルが、完全には直っていなかったようだ。
その後は、浜口選手のライディングの際には大雨に見舞われ、転倒者が続出する中、浜口選手は順調に周回を重ねていく。
結果、総合44位でゴールを迎えました。
今回は水谷の体が、レーシングスピードで走れるまで回復していなかったので、監督業に専念することとなったが、浜口選手には良い刺激になったと思う。また来年、体調や筋力をつけて、完全復活できるようリハビリに挑む水谷の応援をお願いします。
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