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2009年 鈴鹿8耐

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予選での水谷の走行


Walter Wolfの2型をモチーフにしたツナギ
Walter Wolfの2型をモチーフにしたツナギ
グリッドで
グリッドで
チームスタッフ
チームスタッフ
金山選手の走り
金山選手の走り

走り切った金山選手
走り切った金山選手
 

 ついに水谷が本格的レースに復帰しました。事故の際、医師からはレースの復帰はもちろん、普段の生活も後遺症のためにまともな状況になるまでは復帰できないでしょうと言われていましたが、今年の8耐にてEWC(JSB)仕様のレーサーでサーキットを走行できるまでに復活できました。
 これも、ファンの皆様の激励があったればこそと深く感謝いたします。
 本年は当初、監督業に徹すると決めておりまして、エントリーはしたものの、本当にレーサーでサーキットをそこそこのタイムで走ることができるのか?という事もあり、実際には走行する予定はありませんでした。しかし、今月タイヤメーカー様主催の走行会での先導を無事努め、自身が湧いて来たのか、予選を走ることとなりました。
 急遽ツナギを用意して頂いた南海部品様には本当に感謝いたします。

 今回のTeam MIIRは橋本組の金山選手とのコラボレーション。元ヨシムラの浜口選手と現在ST600で参戦している稲垣選手とタッグを組み#65と#77の2台体制で挑みます。
  水谷は、フリー走行や練習走行でも跨いでいない、橋本組のマシンに予選2回を走行しました。タイムは2分25秒台と、事故前のチムからは10秒以上遅いタイムですが、とりあえず無理をせず、肩ならしのための走行という事ではしりました。
 走り出すと、Team MIIRのスタッ全員の目には涙が溢れていました。当初より決勝は走行するつもりが無かったので、決勝を愉しみにされていたファンの方々には大変申し訳ございませんでした。 なお、9月に開催されるミニモト4耐にも千石選手・徳野選手とのペアで参戦しますので遊びに来て下さい。
 #77の浜口選手はトップ10トライアルに出場できる10番目のタイムを記録。稲垣選手も練習走行があまり無かったにも関わらず、2分12秒台をマークし、総合18番手のグリッドよりスタートします。
 決勝では、スタートダッシュで#77の浜口選手がオープニングラップを4番手で戻って来て、素晴らしい走りを見せます。金山選手はベテランの走りでコンスタントに周回を重ねていきます。
 #77は稲垣選手にライダー交代。数周走ったところでマシンの挙動がおかしくなり転倒してしまいます。バイクをピットまで帰ってきてマシンを修復後、 再度コースへ戻ります。そして、浜口選手に交代。しかし、浜口選手も不運に見舞われ、前を走っていたエンジンブローしたマシンのオイルに乗って
転倒してしまいました。バイクは戻ってきたものの、修復ができず、またライダー2名とも怪我をしたために、リタイアとなりました。
 一方#65の金山選手は、無事チェッカーを受けることができました。

 来年は更にトレーニングに励み、完全復活を実現いたします。明年は60歳での8耐ですので、赤いツナギで参戦するかは?ですが、是非とも応援をお願いいたします。
 

 


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